皆さま、はじめまして。
私は中小企業診断士としてお仕事をさせていただいております
株式会社 事成す 代表取締役 西本文雄 と申します。
中小企業診断士とは中小企業を正しく経営診断できる技術を有すると認められる国家資格です。
経営知識はもちろん、企業診断技術がある一定のレベルをクリアしていなければこの資格はいただけません。
つまり我が国の中小企業が381万社(2014年中小企業庁調べ)について、それぞれの違う特性であることをしっかり認識した上で、支援策を提案することができる能力を持っていることを意味します。
つまり、どうういうことでしょうか?
今回はそれを説明をしてまいります。
中小企業:381万社
その一社一社において、目指している理想像は違います。
同じ地域一番店を目指すパン屋さんだったとしても
○ 売上で一番
○ お客さま満足度で一番
○ 惣菜パンで一番
○ 行列数で一番 などなどきりがないほどです。
そんなゴールが違うパン屋さんに対し
すべて画一的な支援プロセスで、効率良くプログラムを提供するのが、大手コンサルティング会社の手法です。
皆さますべて、優秀なパン屋さんになりましょう!そうなればすべての問題は解決します。。。と。
そして、そしてすべての店はすべて同じ方向へ
みんな優秀なパン屋さんになることをゴールにおいて頑張っていくのです。
どうでしょう?ほんとにそれでいいのでしょうか?
お客さまはそれぞれ好きなパン屋さんが違う世の中ですよね。
そんな市場環境で、ほんとうにみんな同じ店にしちゃっていいのでしょうか?
これね。なんだか皆さま、とても誤解しておられるのです。
売れないのは、優秀なオペレイトができていないからなんでしょうか?
ちゃんと店を運営できていないからなのででしょうか?
いえいえ、そんなことはなく頑張ってきたはずです。
そうではなく、頑張る方向を間違えているから思ったように売れないのです。
クラスでモテないのは、勉強もスポーツも劣っているからでしょうか?
で、あれば勉強もスポーツも両方がんばって、生徒会長にでもなれば、本当に好きな相手と結ばれるのでしょうか?
違いますよね。
意中のヒトがいて、そのヒトに好きになってもらえるよう必死で頑張る。
それが本当に自然で、しかも誰にも負けない努力ができるのではないでしょうか?
この店は昔からこんなところが得意で、だから今、こーんなお客さまであふれていて、そのお客さまにさらに喜んでいただくために新商品開発をするんです。
『この商品、あのヒト達は本当に喜んでくれるのだろうか』って必死に悩んで苦しむんです。
そして数量限定で感想もらいながら改良して、そしてしっかり広報・宣伝して予告した上で大々的に売り出す。
そういったイベントの積み重ねをしてはじめて、自分お店を気に入ってくれるお客さまを少しずつ増やしていくことができるのです。
ね、楽しい仕事ってそういう仕事であって、ただ汗水たらして頑張っていれば報われるってことではないと思うんです。
決して優等生になることだけが、モテモテになる秘訣なわけではないんです。
だから。。。。ムダな努力はやめて、実のなる努力をしましょう!
そのためには我々、中小企業診断士が必要です。
我々は一社、一社をじっくり診ます。
そしてあなたの想いをゴール設定したうえで、現在の会社の健康状態を確認します。
決して節税を理由にいじくりまわされた決算書を信用するわけでなく、本当の意味での健康状態を重視します。
もしかするとあなたの会社はあなたが思っているより深刻な状態かもしれません。
逆にあなたが思っているより素晴らしい状態なのかもしれません。
そんな中、平成28年度3月に『中小企業等経営強化法』なる法律が制定されました。
その中身は、まさに我々中小企業診断士が主業務としている、会社の健康診断を担う仕組みとして、ローカルベンチマークの活用が記載してあります。
【関連情報】>ローカルベンチマークとは?~中小企業を診断する仕組み~
この機会を、本当の意味で経営力向上に結び付ける気があるなら、ぜひ中小企業診断士へ相談ください。
一方で補助金獲得などを目当てに、手っ取り早く計画を認定してもらいたいのであれば、お近くの税理士さんへお願いした方がよっぽど優秀でしょう。
我々の特殊能力は本気で経営をよくしようとする企業にしか役に立てません。
そのラインはくれぐれも誤解のないようお願いいたします。
本気で経営力を向上させるならこのサイトはお役に立てると思います。
【掲載予定の情報】
○ 法律の歴史・意味とその解釈について
○ その支援の枠組み
○ 実際の計画のつくり方 申請書の書き方 などなど
関連する情報をどんどんと上げていきたいと思います。
今後ともお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。